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オール電化は便利だけど電気代が高い?

多くの家庭ではエネルギー源として電気とガス(都市ガスまたはプロパンガス)を併用していますが、最近は給湯や調理なども含めて全て電気で賄うオール電化住宅が増えています。電気・ガス併用よりもオール電化にしたほうが1kWhあたりの電気代が安くなるので、ガスを使用する場合と比較して光熱費を節約できる場合があります。ところが実際にオール電化にした家庭では、光熱費代が高くなってしまったというケースがあります。

電力会社にオール電化の契約を結ぶと、1kWhあたりの電気代が安くなります。ただし、電気代の割引幅は時間帯によって大きく異なる場合があります。例えば東京電力のオール電化プランのスマートライフの契約をすると、午前1時~午前6時の時間帯で従量料金が17.46円となります。他の時間帯だと25.33円なので、電気代が高い場合は電気を使用する時間で見直しをする必要があるでしょう。

オール電化を上手に活用すれば、電気・ガス併用住宅よりも光熱費を節約することが可能です。消費電力が大きい器具を使う場合は、可能な限り従量料金が安い夜間に稼働させることがポイントです。タイマー付きの炊飯器や洗濯機を活用すれば、睡眠中に家電製品を動かして家事をやらせることができます。プラグインハイブリッドまたは電気自動車をお持ちの家庭であれば、夜間に充電をすればかなりお得です。ちなみにプラグインハイブリッドの自動車は電気代が安い夜間に充電して日中に電気走行をすれば、ガソリン走行よりもお得になる可能性があります。

最近はオール電化住宅向けの便利な機能を備えた家電があり、賢く使いこなすことで光熱費を節約する方法があります。例えば電気でお湯を沸かすエコキュートを利用する場合に、昼間休止機能や“すくなめモード”を活用すれば電気代が節約できます。

オール電化住宅にお住まいの方であれば、電気の料金プランの見直しをすることで電気代の節約ができるケースがあります。時間帯ごとの従量料金の割引率は料金プランごとにいくつかのパターンに分かれているので、自分のライフスタイルに合ったタイプのプランを選ぶことが大切です。

オール電化住宅は便利だけどガス料金よりも高いというイメージを持つ方がいますが、上手に利用すれば光熱費を節約することが可能です。電気代が安い夜間に炊飯器や洗濯機を動かすようにするなどの工夫が必要ですが、最近の電気器具には便利な機能が付いているので利便性を損なうことなく電気代が節約できます。

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