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中古物件を購入するのは本当にお得?

マイホームを手に入れる場合は、新築物件か中古物件のいずれかを購入する方法があります。中古物件は誰かが所有して居住していたという理由で、品質の割に取引価格が低いというメリットがあります。お得にマイホームを購入するために、新築ではなくて中古物件を選ぶ人もいます。

一戸建て住宅の中古物件は新築と比べてかなり安価な費用で買えるので一定の人気を集めていますが、注意しなければならない点がいくつかあります。中古の一戸建て住宅を入手する際に注意すべき点は、老朽化による修繕の必要性・住宅ローンの審査・住宅ローン控除の適用の有無・耐震性、などが挙げられます。

木造住宅は時間の経過とともに老朽化が進むので、10~15年おきに外壁や屋根などの補修工事が必要になります。一般的な30坪の木造2階建て住宅の外壁塗装をすると、100~150万円もの工事費用がかかります。屋根や水回りも老朽化するので、新築物件と比較して多くの補修・メンテナンス費用が発生するケースが多いようです。

中古住宅でも住宅ローンを利用することが可能ですが、築年数が経過した古い物件は資産価値が下がっているのでローン審査が通過しにくくなるケースが少なくありません。住宅ローン減税についても、築年数が25年を経過している場合は耐震基準適合証明書を取得しないと適応されません。

中古物件を購入する際に特に注意すべき点は、建物の耐震性です。きちんとメンテナンスが施されていれば、建物の強度は新築当時とほとんど変わりません。それでも築年数が経過している住宅であれば、昔の耐震基準で設計されているので強度が低い恐れがあります。建築物に求められる耐震性や耐火性は厳しくなる傾向があり、大きな地震が発生すると法律や条令が改正されるケースが多いです。昔の耐震基準で建設された住宅は最新の新築物件と比較して耐震性・耐火性・気密性に問題を抱えている場合が多く、場合によっては補強工事が必要です。

中古物件の最大の魅力は安価な費用で買えることですが、新築物件と同様に安全に生活するためには引越しをする前に不具合箇所の補修や耐震補強工事が必要なケースは少なくありません。追加の工事費用を含めたトータルコストを考えると、中古物件は必ずしもお得な買い物とは言えない場合があります。中古住宅を購入する場合は売り出し価格の安さや見た目だけではなく、入手した後に必要になるであろう費用を全て含めた上で判断することが大切です。

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